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往生みたびになりぬるに

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おうじょうみたびなりぬるに

 インドでは声聞僧、中国では善導として往生し、いま日本の源空として三たび往生することをいう。(高僧 P.597)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『西方指南抄』中本の「法然聖人臨終行儀」には、

また同正月三日戌の時はかりに、聖人看病の弟子ともにつけてのたまはく、われはもと天竺にありて、声聞僧にましわりて、頭陀を行せしみの、この日本にきたりて、天台宗に入て、またこの念仏の法門にあえりと、のたまひけり。
その時看病の人の中に、ひとりの僧ありて、とひたてまつりて申すやう、極楽へは往生したまふへしやと申けれは、答てのたまはく。われはもと極楽にありしみなれは、さこそはあらむすらめと、のたまひけり。(『西方指南抄』中本)
と述べたといわれている。また法然聖人は善導大師の生まれ変わりだと信じられていた。