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賢劫経

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けんごうきょう

 八巻。西晋の竺法護(じくほうご)訳。喜王(きおう)菩薩の請問に対して八万四千の法門、仏の功徳(くどく)賢劫千仏の諸因縁(しょいんねん)(現在の住劫―器世間・衆生世間が安穏に続いていく時期―にあらわれる千の仏の名称と経歴)などについて述べたもの。

末法灯明記』では『賢劫経』に正法五百年・像法千年説が出るとするが、実際にこの経に出るのは正法五百年・像法五百年説である。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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