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無為法身

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むいほっしん

 生滅変化を離れた色もなく形もなく、常住にして一切にあまねく満ちる絶対の真理そのものである仏身のこと。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

天親菩薩の『浄土論』には、

一法句といふはいはく、清浄句なり。清浄句といふはいはく、真実智慧無為法身なるがゆゑなり。(浄土論 P.38)

といい、曇鸞大師の『浄土論註』「浄入願心」には、

「真実智慧」とは、実相の智慧なり。 実相は無相なるがゆゑに、真智は無知なり。「無為法身」とは法性身なり。法性は寂滅なるがゆゑに、法身は無相なり。無相のゆゑによく相ならざるはなし。 このゆゑに相好荘厳はすなはち法身なり。無知のゆゑによく知らざるはなし。 (論註 P.140)

と述べている。

無為

法身