専修寺
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せんじゅじ 専修寺
Ⅰ 高田派の本山。 三重県津市一身田町。親鸞の関東在住の頃、真仏が下野国高田の如来堂に親鸞を招いて教化を受け、高田門徒を形成したことに始まるといわれる。親鸞の帰洛後、真仏・顕智と相続して勢力を伸ばした。10代真慧の時、東海・北陸の教化活動の拠点として伊勢国一身田 (専修寺の現在地) に無量寿院を建立し、教線を拡大した。その後、真慧の子で11代応真と真智との後継争いや下野国高田の専修寺の炎上があったため、12代堯慧・13代堯真の時に、教団の統一を図って、専修寺を高田から一身田無量寿院に移した。→高田派
Ⅱ 高田派の本寺。栃木県真岡市高田。下野国高田の専修寺のこと。本山専修寺の旧地で、その寺基が一身田に移されるまで高田派の本山であった。一身田の専修寺を本山というのに対して本寺という。(浄土真宗辞典)