がん
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願
梵語プラニダーナ(praņidhāna)の漢訳。目的をたて、それを成就しようと願い求める意思。仏は衆生(しゅじょう)救済のために菩薩(ぼさつ)の時に願をたてる。諸仏・菩薩に共通する願に四弘誓願(しぐぜいがん)
①「衆生無辺誓願度」、一切の衆生をさとりの岸にわたそう。
②「煩惱無尽誓願断」、一切の煩惱を断とう。
③「法門無量誓願学」、一切の教えを学びとろう。
④「仏道無常誓願成」、この上ないさとりを成就しよう
があり総願という。
また総願に対して、それぞれの仏や菩薩に固有な願を別願という。阿弥陀仏(法蔵菩薩)の四十八願(しじゅうはちがん)、薬師仏の十二願などが代表的。→誓願、本願。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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