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あんじん

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2005年9月29日 (木) 22:53時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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安心

 心を一処に安置して不動なこと。

1.善導(ぜんどう)大師は『礼讃(らいさん)』に、起行、作業に対して願生の信心を確立することを安心といわれた。→起行(きぎょう)作業(さごう)
2.その安心の相として至誠心(しじょうしん)深心(じんしん)回向発願心(えこうほつがんしん)の三心を明かされたことから、三心即ち信心のことを安心ともいう。→補註11
3.安心を「やすきこころ」と読み、他力の信心の取りやすく得やすいことを表す意とも解する。

略観経

若有衆生 願生彼国者 発三種心 即便
往生 何等為三 一者至誠心二者深心
三者廻向発願心具三心者必生 彼国

もし衆生ありてかの国に生ぜんと願ずるものは、三種の心を発して即便往生す。なんらをか三つとする。一つには至誠心、二つには深心、三つには回向発願心なり。三心を具するものは、かならずかの国に生ず。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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