「信心正因」の版間の差分
提供: WikiArc
1行目: | 1行目: | ||
− | + | {{Inyou2| | |
しんじん-しょういん | しんじん-しょういん | ||
14行目: | 14行目: | ||
: かたきがなかになほかたし ([[正像末和讃#no48|正像 P.608]]) | : かたきがなかになほかたし ([[正像末和讃#no48|正像 P.608]]) | ||
等とある。また称名正因などの異安心に対し、安心論題に「信心正因」が設けられている。 →[[称名報恩]] (浄土真宗辞典) | 等とある。また称名正因などの異安心に対し、安心論題に「信心正因」が設けられている。 →[[称名報恩]] (浄土真宗辞典) | ||
+ | }} | ||
---- | ---- | ||
2017年11月20日 (月) 15:36時点における版
しんじん-しょういん
唯信正因ともいい、唯信独達をあらわす。 浄土真宗における往生成仏の正しき因は信心一つであるということ。 『正信偈』に、
- 正定の因はただ信心なり。 (行巻 P.206)
「信巻」に、
- 涅槃の真因はただ信心をもつてす。(信巻 P.229)
『正像末和讃』に、
- 不思議の仏智を信ずるを
- 報土の因としたまへり
- 信心の正因うることは
- かたきがなかになほかたし (正像 P.608)
等とある。また称名正因などの異安心に対し、安心論題に「信心正因」が設けられている。 →称名報恩 (浄土真宗辞典)