「補註17」の版間の差分
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親鸞聖人はここに誓われてある<kana>行(ぎょう)</kana>(=十念)、信(=至心信楽欲生)、証(=衆生の往生)、真仏土(=阿弥陀仏の成仏)をそれぞれ、第十七・十八・十一・十二・十三願に配当される。 | 親鸞聖人はここに誓われてある<kana>行(ぎょう)</kana>(=十念)、信(=至心信楽欲生)、証(=衆生の往生)、真仏土(=阿弥陀仏の成仏)をそれぞれ、第十七・十八・十一・十二・十三願に配当される。 | ||
− | この五願は真実五願といわれ、『<kana>教行信証(きょうぎょうしんしょう)</kana> | + | この五願は真実五願といわれ、『<kana>教行信証(きょうぎょうしんしょう)</kana>』の各巻の冒頭にかかげられている。これによって浄土真宗の法門は、総じていえば第十八願、開いていえば真実五願によって成就され<kana>回向(えこう)</kana>されたものであることを知らしめられたのである。 |
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2011年7月13日 (水) 17:09時点における版
補 註 |
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阿弥陀仏 |
往生・真実証・浄土 |
機・衆生 |
具縛の凡愚・屠沽の下類 |
業・宿業 |
正定聚 |
信の一念・聞 |
真実教 |
旃陀羅 |
大行・真実行 |
大信・真実信 |
他力・本願力回向 |
同朋・同行 |
女人・根欠・五障三従 |
方便・隠顕 |
菩薩 |
本願 |
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17本願(ほんがん)
本願の意味には
この因本の願には、総願と別願とがある。総願とは、すべての
次に別願とは、それぞれの菩薩に特有なものであり、これによってそれぞれの仏の性格が異なってくる。阿弥陀仏が因位のときにおこされた四十八願は、この別願である。『
根本の願いとは、この四十八願は第十八願を根本とし、余の四十七願は第十八願を開いた枝末の願とみることをいう。そこで
第十八願には、「たとひわれ仏を得たらんに、
親鸞聖人はここに誓われてある
この五願は真実五願といわれ、『
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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