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さんしゅのしょうごん
 
さんしゅのしょうごん
  
 [[天親]](てんじん)菩薩の『[[浄土論]]』に説く浄土のうるわしい相で、国土荘厳十七種・仏荘厳八種・菩薩荘厳四種の三厳二十九種(さんごんにじゅうくしゅ)荘厳のこと。
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 <kana>[[天親]](てんじん)</kana>菩薩の『[[浄土論]]』に説く浄土のうるわしい相で、国土荘厳十七種・仏荘厳八種・菩薩荘厳四種の<kana>三厳二十九種(さんごんにじゅうくしゅ)</kana>荘厳のこと。
  
 
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にじゅうくしゅ-しょうごん 二十九種荘厳
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 天親の『浄土論』に説かれる浄土のうるわしい相で、国土荘厳十七種・仏荘厳八種・菩薩荘厳四種の二十九種の[[荘厳]]のこと。『浄土論』には、<br />
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国土荘厳について
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:清浄功徳・量功徳・性功徳・形相功徳・種々事功徳・妙色功徳・触功徳・三種功徳・雨功徳・光明功徳・妙声(みょうしょう)功徳・主功徳・眷属(けんぞく)功徳・受用功徳・無諸難功徳・大義門功徳・一切所求満足功徳の十七種、
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仏荘厳について
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:座功徳・身業功徳・口業功徳・心業功徳・大衆功徳・上首功徳・主功徳・不虚作住持功徳の八種が示されている。
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菩薩荘厳については個々の荘厳の名称が付されていないが、後世に付された名称として
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:不動而至功徳・一念遍至功徳・無相供養功徳・示法如仏功徳の四種がある。
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また、これらについて国土荘厳を器世間清浄、仏・菩薩荘厳を衆生世間清浄と名づけ、二種清浄としている。→[[広略相入]]。(浄土真宗辞典)
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[[浄土論註 (七祖)#器世間(国土荘厳)|国土の荘厳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#清浄功徳|荘厳清浄功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#量功徳|荘厳無量功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#性功徳|荘厳性功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#形相功徳|荘厳形相功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#種々事功徳|荘厳種種事功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#妙色功徳|荘厳妙色功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#触功徳|荘厳触功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#三種功徳|荘厳三種功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#雨功徳|荘厳雨功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#光明功徳|荘厳光明功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#妙声功徳|荘厳妙声功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#主功徳|荘厳主功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#眷属功徳|荘厳眷属功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#受用功徳|荘厳受用功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#無諸難功徳|荘厳無諸難功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#大義門功徳|荘厳大義門功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#一切所求満足功徳|荘厳一切所求満足功徳]]
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[[浄土論註 (七祖)#衆生世間(仏と菩薩の荘厳)|仏の荘厳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E5.BA.A7.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳座功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E8.BA.AB.E6.A5.AD.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳身業功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E5.8F.A3.E6.A5.AD.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳口業功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E5.BF.83.E6.A5.AD.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳心業功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E8.A1.86.E5.8A.9F.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳大衆功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E4.B8.8A.E9.A6.96.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳上首功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E4.B8.BB.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳主功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E4.BB.8F.E3.80.80.E4.B8.8D.E8.99.9A.E4.BD.9C.E4.BD.8F.E6.8C.81.E5.8A.9F.E5.BE.B3|荘厳不虚作住持功徳]]
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[[浄土論註 (七祖)#菩薩|菩薩の荘厳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E8.8F.A9.E8.96.A9.E3.80.80.E4.B8.8D.E5.8B.95.E8.80.8C.E8.87.B3.E5.8A.9F.E5.BE.B3|不動遍至功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E8.8F.A9.E8.96.A9.E3.80.80.E4.B8.80.E5.BF.B5.E9.81.8D.E8.87.B3.E5.8A.9F.E5.BE.B3|時遍至功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E8.8F.A9.E8.96.A9.E3.80.80.E7.84.A1.E7.9B.B8.E4.BE.9B.E9.A4.8A.E5.8A.9F.E5.BE.B3|無余供養功徳]]
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#[[浄土論註 (七祖)#.E8.8F.A9.E8.96.A9.E3.80.80.E7.A4.BA.E6.B3.95.E5.A6.82.E4.BB.8F.E5.8A.9F.E5.BE.B3|遍示三法功徳]]
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[[Category:追記]]

2022年8月7日 (日) 11:35時点における最新版

さんしゅのしょうごん

 天親(てんじん)菩薩の『浄土論』に説く浄土のうるわしい相で、国土荘厳十七種・仏荘厳八種・菩薩荘厳四種の三厳二十九種(さんごんにじゅうくしゅ)荘厳のこと。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

にじゅうくしゅ-しょうごん 二十九種荘厳

 天親の『浄土論』に説かれる浄土のうるわしい相で、国土荘厳十七種・仏荘厳八種・菩薩荘厳四種の二十九種の荘厳のこと。『浄土論』には、
国土荘厳について

清浄功徳・量功徳・性功徳・形相功徳・種々事功徳・妙色功徳・触功徳・三種功徳・雨功徳・光明功徳・妙声(みょうしょう)功徳・主功徳・眷属(けんぞく)功徳・受用功徳・無諸難功徳・大義門功徳・一切所求満足功徳の十七種、

仏荘厳について

座功徳・身業功徳・口業功徳・心業功徳・大衆功徳・上首功徳・主功徳・不虚作住持功徳の八種が示されている。

菩薩荘厳については個々の荘厳の名称が付されていないが、後世に付された名称として

不動而至功徳・一念遍至功徳・無相供養功徳・示法如仏功徳の四種がある。

また、これらについて国土荘厳を器世間清浄、仏・菩薩荘厳を衆生世間清浄と名づけ、二種清浄としている。→広略相入。(浄土真宗辞典)

広略相入

国土の荘厳

  1. 荘厳清浄功徳
  2. 荘厳無量功徳
  3. 荘厳性功徳
  4. 荘厳形相功徳
  5. 荘厳種種事功徳
  6. 荘厳妙色功徳
  7. 荘厳触功徳
  8. 荘厳三種功徳
  9. 荘厳雨功徳
  10. 荘厳光明功徳
  11. 荘厳妙声功徳
  12. 荘厳主功徳
  13. 荘厳眷属功徳
  14. 荘厳受用功徳
  15. 荘厳無諸難功徳
  16. 荘厳大義門功徳
  17. 荘厳一切所求満足功徳

仏の荘厳

  1. 荘厳座功徳
  2. 荘厳身業功徳
  3. 荘厳口業功徳
  4. 荘厳心業功徳
  5. 荘厳大衆功徳
  6. 荘厳上首功徳
  7. 荘厳主功徳
  8. 荘厳不虚作住持功徳

菩薩の荘厳

  1. 不動遍至功徳
  2. 時遍至功徳
  3. 無余供養功徳
  4. 遍示三法功徳