操作

難思往生

提供: WikiArc

なんじおうじょう

 『小経』の顕説(けんぜつ)(表面に説かれた自力の教え)の、第二十願真門、すなわち自力の称名による方便化土(けど)への往生をいう。名号(みょうごう)の徳より難思の名を与え、仏力を疑う点から議の一字を省き、第十八願の難思議往生に対して難思往生という。→三往生補註15

 【左訓】「自力の念仏者なり」(三経 P.635)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

六三法門