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至心…求めよ

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ししん…もとめよ

 「阿弥陀仏の真実をもちいて」を意味する読み方。通常は「すべからく心を至して往くことを求むべし」と読む。(行巻 P.167)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『往生礼讃』の当分:

願諸行者 各須至心 求往。
願はくはもろもろの行者、おのおのすべからく心を至して往くことを求むべし。 (往生礼讃 P.711)

須を(すべか)らく…べし、と再読文字として読む。

御開山の訓点:

願諸行者 各須至心 求往。
願はくはもろもろの行者、おのおの至心を須ゐて往くことを求めよ。 (行巻 P.167)

須を(もち)いると読んで、阿弥陀仏の至心(真実心)をもちいる意とされた。