操作

臨終業成

提供: WikiArc

りんじゅうごうじょう

 臨終に往生浄土の業因決定すること。平生業成に対する語。浄土真宗では、平生の一念に往生成仏が決定するとして、臨終における往生や来迎を待つ必要はないとする。『御消息』第1通には 「真実信心の行人は、 摂取不捨のゆゑに正定聚の位に住す。 このゆゑに臨終まつことなし、 来迎たのむことなし」 (註735) とある。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

平生業成