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綽空

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しゃくくう

  親鸞聖人が吉水の法然(ほうねん)上人の門下であった頃の名。『拾遺古徳伝(しゅうい こ とくでん)』巻六や『六要鈔(ろくようしょう)』によると、このとき名を善信(ぜんしん)と改められたという。 (御伝鈔 P.1047)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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御開山は、比叡山時代には範宴(はんねん)と名乗っておられたのだが、法然門下に入って聖道門・浄土門を明かされた道綽禅師の「綽」と、法然聖人の源空の「空」の字を頂いて「綽空」と名乗られた。師の名前の一字を頂くことはその弟子になることであった。