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称讃浄土経

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しょうさん-じょうどきょう

 『称讃浄土仏摂受経(しょうさんじょうどぶつしょうじゅきょう)』のこと。一巻。唐の玄奘(げんじょう)訳。『小経』の異訳。『小経』の六方段が十方(じっぽう)四十二仏となっている。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

御開山は国宝本「浄土和讃」の劈頭に、
『称讃浄土経』言 玄奘三蔵訳

假使經於 百千倶胝那由他多劫。以其無量百千倶胝那由多舌。
たとひ百千倶胝那由他多劫をへて、それ無量百千倶胝那由多の舌をもって、
一一舌上出無量聲。讃其功徳亦不能盡。是故名爲極樂世界
一々の舌の上に無量の声を出だして、その功徳を讃めむにまた盡くること能わじと。

と、記しておられる。