しだいぜんもん
『釈禅波羅蜜次第禅門』のこと。 十巻または十二巻。 天台(てんだい)大師智顗(ちぎ)の講述を法慎(ほっしん)が筆録し潅頂(かんじょう)が再治したもの。 諸種の禅法を実践して、実相の理に証入することを説く。 →天台大師 (てんだいだいし)。