しょうこう
(-805)唐代の高僧。十五歳で受戒し律を学ぶ。貞元の初め(785)頃、洛陽の白馬寺(はくばじ)で善導(ぜんどう)大師の西方化導(さいほうけどう)の文を得て感悟し、さらに長安の善導大師の影堂に礼拝し浄土門に帰す。広く庶民の間に念仏を勧め、後善導と呼ばれている。著書に文諗(もんしん)と共撰の『往生西方浄土瑞応刪伝(ずいおうさんでん)』がある。」(高僧 P.588)