しあごん
阿含は梵語アーガマ(āgama)の音写。来るという意で、伝えられてきた教え、伝承、聖典を指す。四阿含とは、小乗仏教の根本聖典である長阿含経(じょうあごんきょう)(二十二巻)・中阿含経(ちゅうあごんきょう)(六十巻)・増一阿含経(ぞういつあごんきょう)(五十一巻)・雑阿含経(ぞうあごんきょう)(五十巻)の総称である。四含(しごん)ともいう。(持名鈔 P.1017)