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五体投地

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ごたいとうじ 五体投地

 全身を地に投じて仏や高僧を礼拝すること。五体とは両ひざ・両ひじ・額をいう。インドに由来する最上の礼拝方法とされる。『大経』には

「わが名字を聞きて、五体を地に投げて、稽首作礼し (聞我名字五体投地稽首作礼)」(註 22)、

『観経』には

「いま世尊に向かひて、五体を地に投げ、哀れみを求めて懴悔す (今向世尊五体投地求哀懴悔)」(註 90)

と説かれている。(浄土真宗辞典)