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七難

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しちなん

 七種の災難で諸説がある。

日月失度(にちがつしつど)(太陽、月の異変)・星宿失度(しょうしゅうしつど)(星の運行の異変)・災火・雨水変異・悪風・亢陽(日照り)・悪賊の難。『仁王経(にんのうきょう)』の説。
人衆疾疫(にんしゅしつやく)・他国侵逼・自界叛逆(内乱)・星宿変怪(へんげ)・日月薄蝕・非時風雨・過時不雨の難。『薬師経』の説。
③火・水・羅刹(らせつ)刀杖(とうじょう)・悪鬼・枷鎖(かさ)怨賊(おんぞく)の難。『観音経』の説。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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