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もつておのれが善根として

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もっておのれがぜんこんとして


称名を自らの修した善根であるとして回向するということ。 (化巻 P.400)

原文の当面読みは

己善根(己が善根を以って)

であるが、御開山は、

以己善根(以って己が善根として)

と、訓点を付け替えられて自力の称名の意にされた。