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あるがいはく…

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あるがいはく…

 引用は浄影寺(じょうようじ)慧遠(えおん)(523-592) の『観経(かんぎょう)義疏(ぎしょ)』 に見える説。 (要集 P.931) 前


 善導(ぜんどう)大師の 「玄義分」 および『安養集(あんにょうしゅう)』 所引の龍興(りゅうこう)『観無量寿経記』 の文によったもの。 (要集 P.931) 後


 引用は千観(せんかん)(918-984) の『十願発心記(じゅうがんほっしんき)』 の説によったもの。 ただし、もとは義寂(ぎじゃく)の『無量寿経(むりょうじゅきょう)述義記(じゅつぎき)』 に説かれている。 千観は天台(てんだい)三井園城寺(みいおんじょうじ)系(寺門) の僧で、西方浄土を願生した。 (要集 P.1137)

 この説は前掲書に示される十五家の説の第十一に相当する。 (要集 P.1147)



出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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