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馬鳴

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めみょう

 (1-2世紀頃)梵名アシュヴァゴーシャ(Aśvaghoşa)の漢訳。インド最大の仏教詩人。中インドの舎衛国(しゃえこく)のバラモンの家に生れ、後に(きょう)尊者(富那夜奢(ふなやしゃ)ともいわれる)に論破されて仏教に帰依した。カニシュカ王の帰依を受けて仏教を弘めたと伝えられる。『仏所行讃(ぶつしょぎょうさん)』『大荘厳論経(だいしょうごんろんぎょう)』(『大荘厳経論(だいしょうごんぎょうろん)』ともいう)等の著者。また彼の著とされる『大乗起信論(だいじょうきしんろん)』は後世の成立であろう。


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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