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蔵通別円

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ぞうつうべつえん

 天台宗の教判にいう()(ほう)の四法。 蔵は三蔵教 (小乗の教え)、通は通教 ((しょう)(もん)縁覚(えんがく)・菩薩に通ずる大乗初門の教え)、別は別教 (菩薩だけに説かれた教え。 (くう)()(ちゅう)三諦(さんたい)が各別であるような法門)、円は円教 (完全円満な三諦(さんたい)円融(えんにゅう)の法門)。 (選択集(P.1185,選択集 P.1264)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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  • 化法とは、仏が衆生を教するために説いた教の意で、天台宗ではこの仏の説法の仕方によって四種に分類して教判としている。化儀の四教といふ。
五時八教