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真門

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しんもん

Ⅰ ここでは方便真門の意ではなく、真実の門の意。(講私記 P.1072

Ⅱ 方便真門。第二十願およびこれを開説した『小経顕説(けんぜつ)(表面に説かれた自力の教え)にもとづく自力念仏によって浄土往生しようとする法門で、要門(方便仮門)、弘願に対する語。法は他力真実であるが、機は自力であって真実ではない。それゆえ真実とはいわずに真門という。→ 弘願(ぐがん)要門(ようもん)補註15

Ⅲ 真如そのものを指していう。 →真如(しんにょ) (法事讃 P.524)

Ⅳ 真如に至る門。 →真如(しんにょ)。 (法事讃 P.533)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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しんもん 真門

 真実の法門のこと。親鸞は、第二十願、およびこれを開説した『小経顕説にもとづく自力念仏によって浄土へ往生しようとする法門のこととし、弘願に対する語とした。「化身土巻」には「『小本』には、ただ真門を開きて方便の善なし」(註 392)、「いま方便真門の誓願について、行あり信あり。また真実あり方便あり。願とはすなはち植諸徳本の願これなり」(註 397) などとある。(浄土真宗辞典)

六三法門