たや
多は他で、本坊に対する他屋の意。、地方の門徒が吉崎御坊参詣の際、宿泊聞法(もんぽう)する宿坊をいう。越前(現在の福井県)や加賀(現在の石川県南部)方面の有力寺院は吉崎に多屋を設け家族の一部をここに留めて宿泊者の世話をさせた。 (御文章 P.1098, P.1107)