[はんどく]
梵名チューダパンタカ(Cūđapanthaka)の音略。周利盤特(しゅりはんどく)のこと。仏弟子。生来愚鈍であったので愚路と呼ばれたが、釈尊に教えられた「塵を払い垢(あか)を除く」という短い言葉を繰り返してさとりを得たという。(唯信鈔 P.1341)