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衆生

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2004年11月18日 (木) 12:37時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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しゅじょう

 五陰(ごおん)が仮に和合したものであるからこのようにいう。(真巻 P.353)

 梵語サットヴァ(sattva)の漢訳。有情(うじょう)含識(がんしき)とも漢訳する。多くの生類という意味で、群生(ぐんじょう)群萌(ぐんもう)ともいう。

1.一切の迷いの生類、すなわち生きとし生けるものすべてを指す。衆多の生死(しょうじ)をうけるものの意である。一般には凡夫(ぼんぶ)である人間を指す場合が多い。
2.衆生を衆縁所生の意味とみる時は、仏・菩薩をも衆生という。→補註3
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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