末法
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まっぽう
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『大経』には、
と法滅の後も なんまんだぶ(念仏)の法は留まるとある。
道綽禅師は、
と、正法、像法、末法の三時をあらわし聖道門と浄土門の違いを示し末法では浄土門だけが証を得ることの門であるとされた。
法然聖人は『選択本願念仏集』「特留章」で、この経を留めるとは仏法が滅する法滅の後にも念仏を留めることであるとされた。(選択集 P.1224)
『西方指南抄』「法然聖人御説法事」には、
と教・行・証について語られ末法には教のみあって行証なしとされておられた。
御開山は『教行証文類』の後序で、
と、末法の時代には、聖道門の行・証は廃れ浄土真宗の証道(本願念仏によって浄土に往生し、さとりを得る道)こそが盛んであるとされた。
末法の年限については諸説あるが、正法五百年(あるいは千年)、像法千年、末法一万年説が一般的である。