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大乗起信論

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2022年7月11日 (月) 01:29時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

だいじょうきしんろん

『大乗起信論』一巻。 インドの馬鳴(めみょう)菩薩 (1-2世紀頃) 造と伝えられているが、同名異人の作とも、中国で馬鳴に仮託(かたく)されて作られたものともいわれる。 漢訳に(りょう)真諦(しんだい)訳一巻、(とう)実叉難陀(じつしゃなんだ)訳二巻がある。 大乗仏教の中心思想を理論と実践の両面から説き、真如(しんにょ)縁起(えんぎ)を主張する。 短編ではあるが、仏教史上極めて重要な書物で、華厳(けごん)天台(てんだい)・禅・浄土・真言(しんごん)等の大乗仏教の主要な宗派に大きな影響を与えた。 →馬鳴 (めみょう)。(浄土真宗辞典)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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