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願もつて力を成ず、力もつて願に就く

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2018年10月17日 (水) 06:34時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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がんもってりきをじょうず、りきもってがんにつく

 因位(いんに)の願が果上の不思議力を成就し、かつ不思議力は願のままにはたらくこと。(真巻 P.361)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

荘厳不虚作住持功徳成就
所言不虚作住持者 依本法蔵菩薩四十八願 今日阿弥陀如来自在神力。
いふところの〈不虚作住持〉は、(もと) 法蔵菩薩の四十八願と、今日の阿弥陀如来の自在神力とによりてなり。
願以力 力以願。願不徒然 力不虚設。
願もつて力を成ず、力もつて願に()く。願徒然ならず、力虚設ならず。
力願相苻 畢竟不差。故曰成就。
力願あひ(かな)うて、畢竟じて(たが)はず。ゆゑに成就といふ。(真巻 P.361)

本願の力用成就し今現に〔なんまんだぶ〕と届いているのだが、これを受け容れないから衆生の「決定無疑」という信が成就しないのであった。

本願力の回向
仏願の生起本末
回向
他力
信心
聴聞
聞見
疑蓋無雑