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肇公

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2017年6月25日 (日) 20:30時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

じょうこう

 僧肇(374または384-414)のこと。老荘の学に通じていたが、後に『維摩経(ゆいまぎょう)』を読んで仏教に帰し、鳩摩羅什(くまらじゅう)に師事し経典の翻訳を助けた。著作に『肇論』がある。(証巻 P.320)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『肇論』涅槃無名論に、

天地與我同根。萬物與我一體。
天地我と同根、万物我と一体。

と、ある語は有名で禅などでよく使われる。『荘子』斉物論に「天地我と並び生ず。而して万物と我とを一と為す(天地与我並生,而万物与我為一)」からのものであろう。