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二十五有

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2013年5月19日 (日) 18:57時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

にじゅうごう

 有(有為の意)とは迷いの境界(きょうがい)のことで、衆生(しゅじょう)の流転する迷いの世界(三界(さんがい))を二十五種に分けたもの。

すなわち 欲界(よくかい)

四悪趣(地獄・餓鬼・畜生・修羅)
四洲(北はの鬱単越(うつたんのつ)・南は閻浮提(えんぶだい)・西に瞿耶尼(くだに)・東には弗婆提(ほつばだい)
六欲天(他化自在天(たけじざいてん)・化楽天(けらくてん)・楽変化天(らくへんげてん)・兜率天(とそつてん)・夜摩天(やまてん)・三十三天・忉利天(とうりてん)・四天王・四大王衆天(しだいおうしゅてん))

の十四有。(4+4+6=14)

色界(しきかい)に

四禅天(初禅天・第二禅天・第三禅天・第四禅天)と無想天・浄居天・大梵天

の七有。 無色界(むしきかい)の

四空処天

の四有 の二十五(14+7+4)の有をいう。三界のすべてをいう。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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