帰去来
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いざいなん
さあ帰ろう。陶淵明(とうえんめい)の「帰去来辞」の中の言葉。故郷に帰る決意を述べたものであるが、ここでは浄土に生れたいという意をあらわしている。(行巻 P.173,証巻 P.312, 安心決定 P.1400)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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帰去来兮。田園将蕪胡不帰。既自以心為形役。奚惆悵而獨悲。悟已往之不諌。知來者之可追。実迷塗其未遠。覺今是而昨非。舟揺揺以軽(風+易)。風飃飃而吹衣。問征夫以前路。恨晨光之熹微。
帰去来兮(帰りなんいざ),田園将に蕪せんとす胡ぞ帰らざる,既に自ら心を以って形の役と為す,奚ぞ惆悵として獨り悲しむ,已往の諌むべかざるを悟り,來者の追う可きを知る。実に塗に迷う其れ未だ遠からず,今は是にして昨は非なるを覺える,舟揺揺として以って軽く颺り,風飃飃として衣を吹く,征夫に問う前路を以ってす,晨光の熹微なるを恨む。