五蓋
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ごがい
蓋は心をおおうものの意で、煩悩(ぼんのう)の異名。 心をおおう五種の煩悩。 『倶(く)舎論(しゃろん)』では、欲貪(よくとん)蓋(がい) (むさぼり)、瞋(しん)恚(に)蓋(がい) (いかり)、惛(こん)眠(みん)蓋(がい) (身心をくらく沈みこんだ状態にさせることと、眠り込んだ状態にさせること)、掉(じょう)悔(け)蓋(がい) (心を浮動させる掉(じょう)挙(こ)と心を悩ませる後悔)、疑(ぎ)蓋(がい) (疑い、ためらい) の五種をあげる。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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