おうじょうようしゅう
提供: WikiArc
往生要集
三巻。源信(げんしん)和尚(かしょう)(942-1017)の著。寛和元年(985)成立という。
- ①厭離(えんり)穢土(えど)、
- ②欣求(ごんぐ)浄土(じょうど)、
- ③極楽証拠、
- ④正修念仏、
- ⑤助念方法、
- ⑥別時念仏、
- ⑦念仏利益(りやく)、
- ⑧念仏証拠、
- ⑨往生諸業、
- ⑩問答料簡(もんどうりょうけん)
の十大門に分けて論じたもの。厭離穢土・欣求浄土の思想は当時の社会に大きな感化を及ぼした。七祖聖教(しちそしょうぎょう)の一。宋にも送られて高く評価されたという。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。