馬・井
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めしょう
馬師(めし)と井宿(しょうしゅく) (満宿) のこと。 釈尊在世当時、徒党を組んで、いつも誤った行いをした六人の比丘のうちの二人。 (要集 P.1009)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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六群比丘(ろくぐんびく):六人の悪比丘、皆釈氏王種にて贅沢と驕慢になれていて数々の奇行を働いた。比丘の二百五十戒の大半はこれ等がために制定された。
(1) 闡陀(せんだ):闡那(せんな)、闡怒(せんぬ)、車匿(しゃのく)、乱暴者。仏滅後に阿難により道を得た。
(2) 迦留陀夷(かるだい):鄔陀夷(うだい)、優陀夷(うだい)、釈迦の学友。多婬。後に仏により道を得たが、債務に追われて、賊のために殺され糞の中に埋められた。
(3) 三文達多(さんもんだった):難陀(なんだ)、難途(なんづ)、後に天に生まれる。
(4) 跋難陀(ばつなんだ):摩醯沙難陀(まけいしゃなんだ)、後に天に生まれる。
(5) 馬師(めし):馬宿(めしゅく)、阿説迦(あせつか)、師の目連が外道の為に杖で打ち殺されたことに憤り、満宿と共に、これを殺したために、龍中に生まれた。
(6) 満宿(まんしゅく):井宿(せいしゅく)、補那婆素迦(ふなばすか)、弗那跋(ふなばつ)、馬師と共に外道を殺して龍中に生まれる。
- →六群比丘