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存覚

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2017年10月19日 (木) 15:28時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

ぞんかく

 (1290-1373)本願寺第三代覚如(かくにょ)上人の長子。(いみな)光玄(こうげん)。嘉元元年(1303)東大寺で出家し、南都、比叡山で諸宗の教義を学んだ後、京都大谷に帰って父覚如上人に従い教化(きょうけ)を助けた。

元亨二年(1322)覚如上人より義絶される。その後も覚如上人と和解と義絶を繰り返したが、真宗教学を学問的に組織した功績は大きい。主な著書に『六要鈔(ろくようしょう)』十巻『浄土真要鈔(じょうどしんようしょう)』二巻『持名鈔(じみょうしょう)』二巻『歩船鈔(ぶせんしょう)』二巻『顕名鈔(けんみょうしょう)』『決智鈔(けっちしょう)』『嘆徳文(たんとくもん)』各一巻等がある。


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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