即便往生
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すなわちおうじょう
経文の上でいえば即と便は分けず「すなはち」と読むが、親鸞聖人は、「即便」という文字によって、他力の往生を即往生、自力による往生を便往生とした。(観経 P.108)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『愚禿鈔』に、
- また「即往生」とは、これすなはち難思議往生、真の報土なり。「便往生」とは、すなはちこれ諸機各別の業因果成の土なり、胎宮・辺地・懈慢界、双樹林下往生なり、また難思往生なりと、知るべし。 (愚禿下 P.541)
とある。