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祇樹給孤独園

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2014年7月11日 (金) 15:19時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

ぎじゅきっこどくおん

 舎衛国(コーサラ国の首都。現在のサヘート・マヘートの地と推定される)の西にあった精舎(しょうじゃ)。舎衛国の祇陀(ぎだ)太子が所有する土地を須達(しゅだつ)長者(常に孤独の者に施したので給孤独と称される)が譲り受けて釈尊に献上し、祇陀太子もその地にあった樹を献じたのでこの名がある。(小経 P.121)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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祇園精舎

《孤》とは、両親と死に別れた子を指し孤児の意。《独》とは、主としてつれあいに死に別れたひとり者の寡婦をさす。古代社会では、このような孤・独におちいった者は即座に食に困窮したのである。