「二十五有」の版間の差分

2005年10月18日 (火) 14:47時点における版

にじゅうごう

　有とは迷いの境界(きょうがい)のことで、衆生(しゅじょう)の流転する迷いの世界（三界(さんがい)）を二十五種に分けたもの。

すなわち欲界(よくかい)に

六欲天の

十四有。(4+4+6=14)

色界(しきかい)に

四禅天と無想浄居(じょうご):大梵天の七有。

無色界(むしきかい)の

四空処天の四有(7+4=11)

の二十五(14+11)。三界のすべてをいう。

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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 <ruby><rb>[[色界]]</rb><rp>(</rp><rt>しきかい</rt><rp>)</rp></ruby>に
 :四禅天と無想浄居(じょうご):大梵天の七有。
-:<ruby><rb>無色界</rb><rp>(</rp><rt>むしきかい</rt><rp>)</rp></ruby>の四空処天の四有(7+4=11)
+<ruby><rb>無色界</rb><rp>(</rp><rt>むしきかい</rt><rp>)</rp></ruby>の
-の二十五(14+11)。三界のすべてをいう。
+:四空処天の四有(7+4=11)
+の二十五(14+11)。[[三界]]のすべてをいう。
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