「性功徳」の版間の差分
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− | :④[[必然]]・[[不改の義]] (必ず衆生を往生させ、しかも浄土の性質は変化しないこと)、 | + | :④ [[必然]]・[[不改の義]] (必ず衆生を往生させ、しかも浄土の性質は変化しないこと)、 |
− | + | の四義があると解釈し、[[法蔵菩薩]]の[[願行]]によって建立 ([[修起]]) された浄土は、真如法性が[[顕現]] ([[性起]]) したものであり、往生したものをさとりの功徳と同化せしめるはたらきをもった世界であることを明らかにしている。(浄土真宗辞典) | |
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2024年11月7日 (木) 16:21時点における最新版
しょう-くどく
浄土は法蔵菩薩の
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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- 荘厳性功徳成就とは、偈に「正道大慈悲 出世善根生」といへるがゆゑなり。
しょうくどく 性功徳
二十九種荘厳の中、国土荘厳の第三。曇鸞は『論註』 (真仏土巻引文・註 358) で、この功徳を解釈するにあたり、「性」 ということに、
- ① 本の義 (法性にかない、そむかないこと。「宝王如来性起品」 の性起の義に同じ)、
- ② 積習(しゃくじゅう)の義 (法蔵菩薩の修行によって成就されたこと)、
- ③ 聖種性(しょう-しゅしょう)の義 (法蔵菩薩が聖種性の位において四十八願を起こし、浄土を建立したこと)、
- ④ 必然・不改の義 (必ず衆生を往生させ、しかも浄土の性質は変化しないこと)、
の四義があると解釈し、法蔵菩薩の願行によって建立 (修起) された浄土は、真如法性が顕現 (性起) したものであり、往生したものをさとりの功徳と同化せしめるはたらきをもった世界であることを明らかにしている。(浄土真宗辞典)