「至心発願の願」の版間の差分
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− | :「たとひわれ仏を得たらんに、十方の衆生、[[菩提心]]を発し、もろもろの[[功徳]]を修して、至心発願してわが国に生ぜんと欲せん。寿終るときに臨んで、たとひ大衆と[[囲繞]]してその人の前に現ぜずは、正覚を取らじ」([[大経上# | + | :「たとひわれ仏を得たらんに、十方の衆生、[[菩提心]]を発し、もろもろの[[功徳]]を修して、至心発願してわが国に生ぜんと欲せん。寿終るときに臨んで、たとひ大衆と[[囲繞]]してその人の前に現ぜずは、正覚を取らじ」([[大経上#19gan|註 18]]) |
と説かれている。親鸞は「化身土巻」冒頭(註 374) にこの願名を標し、さらに第十九願について | と説かれている。親鸞は「化身土巻」冒頭(註 374) にこの願名を標し、さらに第十九願について | ||
: 「すでにして悲願います。 修諸功徳の願と名づく、 また臨終現前の願と名づく、 また現前導生の願と名づく、 また来迎引接の願と名づく、 また至心発願の願と名づくべきなり」 ([[化巻本#P--374|註 374]]) | : 「すでにして悲願います。 修諸功徳の願と名づく、 また臨終現前の願と名づく、 また現前導生の願と名づく、 また来迎引接の願と名づく、 また至心発願の願と名づくべきなり」 ([[化巻本#P--374|註 374]]) | ||
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2024年6月30日 (日) 23:36時点における最新版
ししん-ほつがんのがん 至心発願の願
阿弥陀仏の四十八願の中、第十九願のこと。『大経』第十九願文には
- 「たとひわれ仏を得たらんに、十方の衆生、菩提心を発し、もろもろの功徳を修して、至心発願してわが国に生ぜんと欲せん。寿終るときに臨んで、たとひ大衆と囲繞してその人の前に現ぜずは、正覚を取らじ」(註 18)
と説かれている。親鸞は「化身土巻」冒頭(註 374) にこの願名を標し、さらに第十九願について
- 「すでにして悲願います。 修諸功徳の願と名づく、 また臨終現前の願と名づく、 また現前導生の願と名づく、 また来迎引接の願と名づく、 また至心発願の願と名づくべきなり」 (註 374)
とも述べている。