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 もろもろの功徳の根本である[[名号]]をさす。ここでは名号を称えること。([[大経上#P--18|大経 P.18]])
 
 もろもろの功徳の根本である[[名号]]をさす。ここでは名号を称えること。([[大経上#P--18|大経 P.18]])
  
:1.本は因の意味、勝れた果徳を得るための因となる善法、善根(ぜんごん)のこと。
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:Ⅰ.本は因の意味、勝れた果徳を得るための因となる善法、善根(ぜんごん)のこと。
:2.徳は徳号。すべての仏の徳号のもととなる阿弥陀仏の名号(みょうごう)を指す。
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:Ⅱ.徳は徳号。すべての仏の徳号のもととなる阿弥陀仏の名号(みょうごう)を指す。
:. [[功徳]]の本である六波羅蜜のこと。次下の「恩を布き恵を施す」は[[布施]]、「道禁を犯すことなかれ」は[[持戒]]、「一心」は[[禅定]]にあたる。→[[六波羅蜜]] ([[大経下#P--73|大経 P.73]])
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:. [[功徳]]の本である[[六波羅蜜]]のこと。次下の「恩を布き恵を施す」は[[布施]]、「道禁を犯すことなかれ」は[[持戒]]、「一心」は[[禅定]]にあたる。→[[六波羅蜜]] ([[大経下#P--73|大経 P.73]])
:4. すぐれた果徳を得るための因となる<kana>善根(ぜんごん)</kana>。 ([[讃阿弥陀仏偈 (七祖)#P--170|讃弥陀偈 P.170]]、[[往生要集下巻 (七祖)#P--1164|要集 P.1164]])
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:Ⅳ.すぐれた果徳を得るための因となる<kana>善根(ぜんごん)</kana>。 ([[讃阿弥陀仏偈 (七祖)#P--170|讃弥陀偈 P.170]]、[[往生要集下巻 (七祖)#P--1164|要集 P.1164]])
  
 
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:→[[善本徳本]]

2018年8月17日 (金) 14:03時点における版

とくほん

 もろもろの功徳の根本である名号をさす。ここでは名号を称えること。(大経 P.18)

Ⅰ.本は因の意味、勝れた果徳を得るための因となる善法、善根(ぜんごん)のこと。
Ⅱ.徳は徳号。すべての仏の徳号のもととなる阿弥陀仏の名号(みょうごう)を指す。
Ⅲ. 功徳の本である六波羅蜜のこと。次下の「恩を布き恵を施す」は布施、「道禁を犯すことなかれ」は持戒、「一心」は禅定にあたる。→六波羅蜜 (大経 P.73)
Ⅳ.すぐれた果徳を得るための因となる善根(ぜんごん)。 (讃弥陀偈 P.170要集 P.1164)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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