「現益」の版間の差分

2017年12月16日 (土) 21:00時点における版

げんやく

　現在の世において受ける利益(りやく)｡　(選択集 P.1261)

　現在に無生法忍の利益(りやく)を受けること｡　(玄義分 P.333)

　現前に受ける利益。　(散善義 P.495)

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

御開山は現生の益として十種を挙げ、その結論として正定聚に入る益を挙げておられる。(信巻 P.251) その正定聚を、不退転、阿毘跋致、阿惟越致の同義とし、なんまんだぶを称える信心の行者を「便同弥勒」「与諸如来等」と讃嘆されておられる。

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+御開山は現生の益として十種を挙げ、その結論として正定聚に入る益を挙げておられる。([[信巻末#tensyaku|信巻 P.251]]) その正定聚を、[[不退転]]、[[阿毘跋致]]、[[阿惟越致]]の同義とし、なんまんだぶを称える信心の行者を「[[便同弥勒]]」「与諸如来等」と讃嘆されておられる。
+:→[[正定聚]]
+:→[[不退転]]
+:→[[阿毘跋致]]
+:→[[阿惟越致]]
+:→[[便同弥勒]]
+[[Category:追記]]