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2014年6月7日 (土) 15:57時点における版

どうり

単に理ともいう。正しいことわり。ものごとが存在し変化してゆく上に必ず準拠している法則。『瑜伽師地論』巻30では以下の四種の道理を分ける。

  • 観待道理(相待道理ともいう。真と俗のように相待的に考えられる道理。)、
  • 作用道理(因果の関係において存在する作用についての道理)、
  • 証成道理(成就道理ともいう。確認するしかたについての道理。)、
  • 法爾道理(法然道理ともいう。火に熱さがあるように、あるがままのすがたで不変の本性を完成しているという道理。)