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「五蓋」の版間の差分

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2010年5月23日 (日) 16:27時点における版

ごがい

 蓋は心をおおうものの意で、煩悩(ぼんのう)の異名。 心をおおう五種の煩悩。 『倶(く)舎論(しゃろん)』では、欲貪(よくとん)蓋(がい) (むさぼり)、瞋(しん)恚(に)蓋(がい) (いかり)、惛(こん)眠(みん)蓋(がい) (身心をくらく沈みこんだ状態にさせることと、眠り込んだ状態にさせること)、掉(じょう)悔(け)蓋(がい) (心を浮動させる掉(じょう)挙(こ)と心を悩ませる後悔)、疑(ぎ)蓋(がい) (疑い、ためらい) の五種をあげる。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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