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「顕彰隠密」の版間の差分

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道場樹は、高さ四百万里、その本の周囲五十由旬なり。枝葉四に布けること二十万里なり。
 
道場樹は、高さ四百万里、その本の周囲五十由旬なり。枝葉四に布けること二十万里なり。
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[[Category:巻末註]]

2005年11月5日 (土) 17:10時点における版

けんしょうおんみつ

 浄土真宗で、『観経』と『小経』の説相を解釈するのに用いる名目で略して隠顕(おんけん)といい、顕を顕説(けんぜつ)、隠を隠彰(おんしょう)ともいう。

顕説とは顕著に説かれている教義で、『観経』では定散諸行往生(じょうさんしょぎょうおうじょう)すなわち要門の教義であり、『小経』では自力念仏往生すなわち真門の教義である。隠彰とは隠微(おんび)にあらわされている真実義で、両経ともに他力念仏往生の法すなわち弘願(ぐがん)法である。→補註15。 (化巻 P.381)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

ちなみに『大経』では方便は方便と解るように説かれている。

道場樹は、高さ四百万里、その本の周囲五十由旬なり。枝葉四に布けること二十万里なり。