「徳本」の版間の差分
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2024年2月14日 (水) 15:59時点における最新版
とくほん
もろもろの功徳の根本である名号をさす。ここでは名号を称えること。(大経 P.18)
- Ⅰ.本は因の意味、勝れた果徳を得るための因となる善法、善根(ぜんごん)のこと。
- Ⅱ.徳は徳号。すべての仏の徳号のもととなる阿弥陀仏の名号(みょうごう)を指す。
- Ⅲ. 功徳の本である六波羅蜜のこと。次下の「恩を布き恵を施す」は布施、「道禁を犯すことなかれ」は持戒、「一心」は禅定にあたる。→六波羅蜜 (大経 P.73)
- Ⅳ.すぐれた果徳を得るための因となる
善根 。 (讃弥陀偈 P.170、要集 P.1164)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
第二十願には、
- 係念我国 植諸徳本(念をわが国に係け、もろもろの徳本を植ゑて)
とある。御開山は、この植諸徳本(もろもろの徳本を植ゑて)の、植ゑての語に称名の功徳を積む自力念仏とみられた。
- →善本徳本