「善本」の版間の差分

2023年11月8日 (水) 17:38時点における最新版

ぜんぽん

Ⅰ．本は因の意味、勝れた果を得るための因となる善根(ぜんごん)。→善根(ぜんごん)。

Ⅱ．阿弥陀仏の名号(みょうごう)のこと。一切の善の根本であるからこのようにいう。この場合は本は根本の意味。

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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ぜんぽん　善本

Ⅰ　本は因の意。すぐれた果徳を得るための因となる善根のこと。

Ⅱ　本は根本の意。阿弥陀仏の名号のこと。名号は一切の善の根本であるからこのようにいう。｢化身土巻｣には

「善本とは如来の嘉名なり。この嘉名は万善円備せり、一切善法の本なり」(註 399)

とある。→善本徳本。（浄土真宗辞典）

と、善本は嘉名〔なんまんだぶ〕であると定義されておられる。

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-「化身土巻」には、
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-:[[善本]]とは如来の嘉名なり。この嘉名は万善円備せり、一切善法の本なり。ゆゑに善本といふなり。([[化巻本#P--399|化巻 P.399]])
+ぜんぽん　善本
-と、善本は嘉名〔なんまんだぶ〕であると定義されておられる。
+:Ⅰ　本は因の意。すぐれた果徳を得るための因となる[[善根]]のこと。
+:Ⅱ　本は根本の意。[[阿弥陀仏]]の[[名号]]のこと。[[名号]]は一切の善の根本であるからこのようにいう。｢化身土巻｣ には
+:「善本とは如来の[[嘉名]]なり。この[[嘉名]]は万善円備せり、一切善法の本なり」([[化巻本#P--399|註 399]])
+とある。→[[善本徳本]]。（浄土真宗辞典）
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+と、善本は[[嘉名]]〔なんまんだぶ〕であると定義されておられる。
+:→[[徳本]]
 :→[[善本徳本]]
 :→[[六三法門]]
-[[Category:追記]]
+[[Category:追記]]<p id="page-top">[[#|▲]]</p>