「つぶさに…たまへるなり」の版間の差分
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:以己所修 利衆生故 令功徳成。 | :以己所修 利衆生故 令功徳成。 | ||
::おのれが所修をもつて、衆生を利したまふがゆゑに、功徳成ぜしめたまへり。 ([[行巻#no38|行巻 P.175]]) | ::おのれが所修をもつて、衆生を利したまふがゆゑに、功徳成ぜしめたまへり。 ([[行巻#no38|行巻 P.175]]) |
2017年8月2日 (水) 01:09時点における版
つぶさに…たまへるなり
通常は「施等のもろもろの聖行を備ふ」(『述文賛』の原文では「生」は聖の字)と読む。ここでは如来回向の意をあらわすために読み改められた。 (行巻 P.175)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『述文賛』の当分:
- 福智二莊嚴已成就故 備施等衆聖行也。
- 福智の二厳已に成就するゆゑに、施等の衆(もろもろ)の聖行を備ふなり。
- 以己所脩 利衆生故 令功徳成
- 己が所修を以て、衆生を利すがゆゑに、功徳を成ぜしめん。 『述文賛』
御開山の訓点:
- 福智二厳成就故 備施等衆生行也。
- 福智の二厳成就したまへるがゆゑに、つぶさ(備)に等しく衆生に行を施したまへるなり。
- 以己所修 利衆生故 令功徳成。
- おのれが所修をもつて、衆生を利したまふがゆゑに、功徳成ぜしめたまへり。 (行巻 P.175)